これらの御書付のある「びわ釉萩茶碗」は、特別な状況のもとに
制作されたもので、初期のびわ釉萩茶碗とはかなり作風が違っています。
これらは平成9年に、休雪先生にお願いして作っていただいたものです。
十一代休雪先生は、鬼萩割高台の萩茶碗に挑まれるようになってからは、
それまでのびわ釉の萩茶碗はほとんど作られなくなりました。
表千家・裏千家双方の御家元の書付をいただくことを前提にしておりましたので
通常は作家の箱書きは蓋にしていただきますが、これは箱の側面に書いていただき
蓋には宗匠の御書付をいただいております。