白隠 画 「布袋吹於福」 法華寺蔵(愛媛県) 身の丈ほどもある絹本に描かれた、新発見の双幅。 右幅では煙管を手にした布袋が煙を吐き出し、左幅 ではその煙の中からお福が現れる。 お福は美醜の判断を超越し、人々に福をもたらす象徴 として白隠がよく描いたキャラクターであり、 着物には梅鉢の模様と「寿」の紋が入る。 白隠布袋が人々の「福寿」を願って、精一杯吹き出しているところである。