達磨
  


達磨と梁の武帝との問答より

帝問いて曰く「朕即位して已来、寺を造り、経を写し、僧(僧伽、教団)を
   度すこと、勝(あげ)て紀す可からず(数え切れないほどである)。
   何の功徳有りや」

師曰く「無功徳

帝曰く「何を以て功徳無しや」

師曰く「此れ但だ人天(人間界・天上界)の小果にして有漏の因なり
      (煩悩の因を作っているだけだ)。
    影の形に随うが如く(有と雖も実には非ず)

帝曰く「如何が是れ真の功徳なるや」

答曰く「浄智は妙円にして、体自ずから空寂なり。

    是の如き功徳は世を以て(この世界では)求まらず」

帝曰く「如何(いか)なるか是れ聖諦第一義(しょうたいだいいちぎ)

師曰く「廓然(がらんとして)無聖

帝云く「朕(ちん)に対する者は誰そ」

師云く「不識(ふしき)」

 帝契わず。達磨、遂に江を渡り、少林に至って面壁(めんぺき)九年


  ←杉本貞光の世界へ戻る    工美まつもとTOPへ→  杉貞光陶歴
杉本貞光の茶碗
杉本貞光の壺杉本貞光の陶彫杉本貞光の花入水指・香炉・器等

杉本貞光の酒器杉本貞光作品杉本貞光の香合